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メルニコワ・イリーナ二段　つくば道場

私 は 、 14 歳 の 時 に ロシア の 小 さな 町 で 極真空手 に 出会 いました 。 稽古 を 一生懸命 続 け れば、 生 まれつき 体 が 弱 い 私 で も 強 くなれると感 じ られ 、 極真 に 打 ち 込 むようになりました。 大学 4 年 の 時 、 当時 茶帯 であった 私 は、 大学 の 文化交流 プログラム で 金沢 に 半年間滞在する 機会 を 得 ました 。 金沢 滞在時 に も 金沢 道場 に 通 い ました。 国本 師範 をはじめとした 道場 の 諸先輩方 から 無条件 で 親切 な サポート のお 陰 で 、 初 めて 経験 する 日本 での 生活 も 非常に 楽 し むことができ、 稽古 に 励 むこと も できました。 初段 に も な れ 、 日本 が とても 好 きになりました 。

その 後 も 、 ロシア、 岐阜 、仙台 、 フランスで 数年 間 ずつ 暮 らすことにな りました が 、 それぞれの 地 で 偉大 な 先生方 の 下 で 稽古 を 積 むこと が でき まし た 。 そして、 つくばで 鴨志田師範 の 下 で 稽古 に 励 み、 弐 段 審査 を 受 けるに至 りました 。 初段 審査 の 頃 とは 異 なり、 自分の 怪我 や 仕事 など 個人的 な 事情 とも 戦 う 必要があ りました 。 審査 自体 も 難 し い 部分 があり、 特 に 二十人組手 の 仕上 がり に は 満足 して いません 。 一方 で、 極真 の 楽 しさ を 改 めて 感 じることができ まし た。 より 良 くなるために、失敗 や 弱点 を 克服 するために、 日々 の 稽古 への 意欲 が 一層 か き 立 て られました 。

極真 は 私 の 人生 に 大 きな 影響 を 与 え てくれました 。 多 くの 素晴 らしい 人々 に 出会 うこともでき、 私 の 世界 を 広 げてくれました。 また、 人生 の 辛 い 時 に 軸 となり、 パワー を 与 えてくれ ました。 入門 当時 は 同期 の 中 で 最 も 醜 い動 きをしていた 私 は、 才能 ではなく 諦 めずに続 け ることで、 弐段 になる 道 が 拓 けたと 思 いま す 。 今後 も 三段 に 合格 することを 目指 し、日々稽古 を 続 けていきたい です 。 さらに、 大会 でも 成績 を 残 し、 後輩 の 模範 とな って 支部を 支 える ような 存在 にな れれば と 思 っています 。 引 き 続 き、 ご 指導 の 程、 宜 しくお 願 い 致します。

押忍。